「白」

とうとう今年ももうすぐオシマイ・・・
天気もようやくカレンダーに似合った感じに・・・
と思っていたら、正月前後は15℃くらいになる?
一体全体、いつまでこんな異常が続くねん?
とどこに怒りをぶつけたら良いのか
さっぱりわからず、
インフルと新コロにおびえる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

インフルと新コロ。
ちゃんとどっちもワクチン打ちましたよー。
新コロは最新型のやつ・・・だったけれど。
久しぶりに「後遺症」が出ましたねぇ。
筋肉痛に微熱、だるさ。
よかったー。翌日サボ、いや、有休にしといて。

そんなこんな、で?
天気・気温のせいで?
山下達郎が流れないせいで?
全然クリスマス感が今年はないような。

そのせいか、天気のせいか、全然年末感がない中。
再び?みたび?いや、もう何回目だろね。
カミさんに教わって、お供する美術展。

今回行ってきたのはこれ!

「生誕140周年 ユトリロ展」

そう。ユトリロ。
昔疲れたときはパタリロと遠目していたワタクシ。
でも、なぜか(そのせいか?)名前は知っていたユトリロ。

大体、フランス系の1900年代の絵画展では、
そのうちの1点とか2点ほどが展示されてるような印象。
だから見た覚えもあるはずなんだけど。
そして結構気に入ってたはずなんだけど。

改めてこうやって「ユトリロ」ばかり(じゃないけれど)
の展覧会、って言われて、初めてまとめて見ることが
出来ました。

気になってた人の絵が、ちょうどメモリアルYearにかかって
代表作が数十点、まとめて見ることが出来る、
これ、なかなかの好き者なのかもね。

ユトリロ。
白。

言われてみれば、ユトリロ=白、ってイメージが。
実際「白の時代」といわれた頃があって、
今回の展覧会もその時代の作品が中心のようでしたが。

いやいや。毎度思いますが。
単色であっても表現はいろいろあるのだな、と。
肉厚な白。迫力のある白。明るさを見せる白。
そしてパリのグレーの空の元の、建屋の外壁の白。

なんでも、本人も白を相当追求してたらしくて。
貝殻をすりつぶしてみる、それを顔料に混ぜる、
なんてこともやっていたそうですね。

それにしても、改めて回顧展で生い立ちを聞けば、
結構ハードな子供時代だったのね、と
痛く思った次第。

母ちゃんは遊びまくって、関係を持った男性も
1~2人じゃない、とか。
だから、ユトリロの父親、ってのもちゃんと分かってない?

お付き合いしていた人の中にはラヴェルだっけ?
がいたり。リュス・ロシアとのお付き合いもあったり。
(あぁ、パリの1920年代!)

ピカソのキュビズムに惹かれたり。
そうかと思えば、色んな人の技法を取り入れてみたり。
でも、母親のあまりの奔放さに、ずっと家で一人だったとか。
その合間に色んな作品を画集で見て、
最初は違う仕事だったようだけど、
やがて画家になったのだ、とか。

ちなみに、母ちゃんはピカソにキュビズムを教わり、
また色んなことを独学で学んでいったのだ、とか。
そう聞くと「なるほどな」と思える作品もあったり。

オイラが一番気になったのは、
やっぱり白い教会かな。
作品群には沢山の教会が出てきますが、
どれもこれも、外壁は白。

なんでこんなに白が・・・と思ってふとひらめいた。

やっぱり、パリって水辺がきちゃない?空も基本、グレー?
スコーンと突き抜けた、真夏の青空とか言うんじゃ無くって、
天気は荒れてはいないけれど、空は曇り、グレーで、
なんとなく重苦しい雰囲気。川辺の建物でもそんな感じ。

だからなのかな。
たまに現れる青空の突き抜けた感じとか。
ユトリロが気になっていたのは、きっとそういう「白」
の印象、なんだろな。

で、あーた、その白が「なんでこんなに印象的なんだろ」と
思ったふとその時に。
空に気が付いた訳です。
「そう言えば」ユトリロの書くパリだけじゃなく、
色んな人が1900年前後のパリをいろいろな切り口で
書いてらっしゃいますが、確かに「スコーン」と縫えた
青空のある絵画、って;・・・ねぇ??
そういや、その頃のパリの風景画って、
なんとなく「青」が少ない印象だもんね。
大体が「秋」が「冬」の印象。
いや、秋でも冬でも青空はあるはずなんだけど、
自分で思って自分で感心するおバカなワタクシですが。

フランスに限らず、あのゾーン、オランダとかドイツとか。
あたり、って実はスコーンと突き抜けた青空な日、
というのが案外少ないのかしらね?
だから写実主義とかで突き抜けた青空、星が満点だろう
夜の室内、などの作品群が意外と少なかったような気が。
(夜の仏の人々のなんて、知らないや・・・
あっても「室内」の描写ばっかじゃないのかしら?)

あ、だからなのかなぁ。パリの街、と言えば
やっぱり昔は下水垂れ流しだった、っていうし。
ホントはきちゃない都市だったのよ・・・とうのが
パリ大改造に繋がり、今やパリ市街地は白一色・・・
っていうのも、日頃空がグレーだから、
なおさら綺麗に見せるために市街地の外壁には
白が多いんだろうかね。

パリもねー。一度は行ってみたいのよのぉ。
あんな絵をたっぷり見せられたら、ワタクシ、もう
パリの白壁に嵌まったのかもね。

まぁ、おフランスも素晴らしい絵描きさんが
沢山いるけれど。
そんなフランスでも、やっぱりユトリロの白が
現実にはどんなもんだか、見てみたいですねー。

それと、スコーンと底抜けに晴れたパリ。
オリンピック(東京大会)の時の
セレモニーでフランスが紹介されたときの
あの時のパリの青空、すっごく印象的だったもんなー。

きっと絵画の影響もあるんだろうね。

あぁ、難波の人達(ナンバーズ)が当たればなぁ。。。

*****
とかなんとか、でこの備忘録も今年これが最後になりました。
気が付けば10年以上備忘してたらしいけれど。
そのせいかなぁ。最近・今年は月曜日の備忘を
さぼることもありましたが。
それにこんな所定期的に訪れる人なんていないと思いますが。

どうか良き新年をお迎え下さい。
MerryChristmas!

HappyNEWYear!

さて、来年、あまおけどうしようかな。
カミさんいなくなったら
なんだかつまんなくなってしまったし・・・・
なんだか自分が情けない、ってか。ね。


この記事へのコメント