モダン・アートの先端(?)

とうとう「秋」を感じることなく
12月になってしまい、
店頭に流れるクリスマスソングやら、
クリスマスケーキの受け付けを見ながら、
「はて、この秋「紅葉」はあったっけ?」
「そもそも「秋」はあったのか?」
などと、悲しいことを考えつつ、
でも、自分の中での巨大プロジェクトが
ようやく完結を見そうで、
改めてあの星占い、ズバリ当たってるやん、
と、12月ならでは(?)の、
あれやこれや、に忙しい(ふり)今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

いやいや。10月下旬からこっち、
例年なら「紅葉」がニュースになったり、
天気予報の背景に画像として使われたり。
そして11月の土日は家族連れで
植物園とか、庭園とか、そういう
綺麗な秋の草花に囲まれて・・・
という状態のはずが。

今年、考えてみたらそういうTV画面、
結構少なくなかったっすか?

大体のニュース番組などでは、
「今週の紅葉」よろしく、
各地で見事に紅色に染まった地面、木々、
それらを借景にした、通りの風景、
などが出てくるはずなんだが。

今年、そういう「画面」を見た覚えが
全然ないんっすよね。

数年に一度は、天候不順で綺麗に紅く
ならない年はあるけれど。
今年は、(もういい飽きたけれど・聞き飽きたけれど)
もう明確に「地球温暖化?沸騰化?」に突入したから
なんじゃないのかな?

将来、オリンピック冬季大会の会場は、
ソルトレーク、ヨーロッパ、サッポロ、の持ち回りで
してしまっていいんじゃね?
(サッポロは身びいきでのリストアップ。)

なんかの科学雑誌・論文で見たけれど。
このまま温暖化が進むと、
2050年頃には、「サッポロ」より南(世界的に)
で出来る場所はなくなるんじゃないか?と。

うーん。やっぱり、オリンピックって中継みて、どやこや言うのが
楽しいわけで。
そしてその背景で人でいっぱいの客席があって。
記録が出たら、スタジアム中が「うぉぉぉぉ~!!!!」
ってことになるのに。

それくらいの熱量を持って、先週、再びカミさんのご推薦、
ていうのあって、行ってきました、絵画展。


今回行ったのはこれ!

「「ICONS OF MODERN ART」
~バンクシーからカウズまで~

早い話、モダンアート、ストリートアートの「いま」を見る、
ってなもんでしたね。

俺、そっちの方面はとんと疎いし、
なので、今回もカミさんに感謝するばかり。

出展は全部で10人。
そしてヨーロッパよろしく、全館写真OK、ときた、ときたもんだ。

驚いたのは、初っぱなからバンクシー。
ある程度時代も考えての、影響の展示も考えたんだろうし。
バンクシーは2回ほど見ましたが、その時期、その2回とも
バンクシー中心の展覧会だったかなぁ。

とにかくこの日は天気が良くて、
それこそ、展覧会の「外」でこっそりバンクシーが書いてないかな?と
思ったり。

俺はもう2回見たし、そこそこでいいや、
とは思っていたのですが、やっぱり地元でじっくり見られる
この状況を捨てておく、なんてマッタク考えてなかっったなぁ。
まだ「殿!この先はどうしますか?早く仡下段を」とあって、
他の京都市内に、どこかで例のペイントがないのかな?
と思ったり。

でも京都じゃ、下手に神社仏閣にペイントするとヤバいからなぁ。

バンクシーについてはもうたっぷり見てきたので、
今回は今まで見たもののセレクション、的な感じでしたが。
やはり花束を投げるテロリストのポートレート?と、
風船と少女、かな。
この2枚はいつ見ても衝撃しかないですね。
いいなー、我が家にも書いてくれないかなぁ。

そのほか、今回のアーバンアートで気になったのは、
カウズのコンパニオンシリーズ。
人体解剖みたいなのもあれば、ビッグメゾンのポスターに
いたずらっぽく書かれていたり。
こういうのが、突然街角に現れると
驚くけれど、じっと見入ってしまうだろうなー。

それから名前忘れちゃったけれど(こらこら)
ピクセルを用いたアート。
これ、いわゆるピクセル画ってやつなんだろうけれど、
近づいてよく見たら、全部ルービックキューブだったり。
つまり、ルービックキューブの一面を全部同じ色にする
んじゃなく、3×3の「面」、合計9コのピクセルの色を
操作して、遠くから見たら人の姿に見える、という
めちゃ手の込んだ作品。

こういったアーバンアート、って大体、
社会批判があったりするんだろうけれど。

確かに「批判」は感じたけれど、
それを上手にオブラートに包んでいるなー、
だからアートとして成立してるのかなー、
と一人しみじみ感じ入った次第。

で。
どれか1つくらい頂戴よー。
それか、ウチの壁使っていいから、
何か作ってくんないかな?

と思ったり。

最初は、アーバンアート、ってモダンアートなだけでしょ?
と思っていたのですが。
実際、バンクシーに見られるように
町中で突如として現れる作品なんでしょうねぇ。

日本で大々的にやってしまうと
すぐに「器物破損」ってことになるけれど。
まぁ、実際公共の場所や乗り物(電車)などに、
へったくそな「落書き」はあるけれど。

あんな「だれかのコピー」じゃなく、
日本からもアーバンアートが生まれないのかな?

そう思った、急にひんやりした一日なんではありました。

規制から逃れる、社会の何かを破壊する、反対する、
そういう「概念」によるアートは
やっぱりニッポンから生まれることはないのかなぁ。

でも、今回見た作品群はホントに「美しい」と思ったり、
「羨ましい」と感じたり。

MUCA。アーバンアートで成立する美術館がある、
という事実だけでも、日本とはえらく違うもんだ、
と思った次第。

・・・だれも日本人でいないなら、ワシ、トライしてみようかな?
(無理だって。)


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