2023年5月定期を終えて

一日の中で朝は涼しく昼は猛暑で
夜がまた涼しい、という訳ワカラン日々が
続いていたかと思うや否や、
今日、あっという間に梅雨入り宣言が出た
今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨日はオイラのいる あまおけ の本番でした。
家を出る時はちょっと「むわっ」としてたのに、
北の方にある本番会場に行くと、
これがなんとも涼しげで過ごしやすい・・・

さすが1200年の京。
電車で結局30分なんだけど。
そんなに動いた気持ちにはならないんだけれど。
でも南から北へ10kmほど?
動いただけで「気候が違う」という
いにしえの街。

おかげ様で、念願だったパン屋さんで
お昼ご飯を買い込めたので、その時点では
嬉しい1日なんだったけれど・・・

例によって、本番の備忘をしときましょ。

<1> ドビュッシー(ビュッセル編曲)「小組曲」
これ、何が驚いた、って実はまだ著作権が
生きている、ってお話。
「え?ドビュッシーってそんな最近の人だっけ?」
と思ったあなた、それは正しい。
そりゃ、誰だってそう思うけれど、
この場合の著作権、って
編曲したビュッセルに掛かっているんだそうで。
編曲者が没してからまだ著作権切れにはなっていない、
というお話。

マジで(仕事もからんで)そんなこともあるんだー、
と素直に驚いた一件なんではありました。

さて、本番。
こちらは例によって弟@オケにお任せ、
というか、彼に吹かせないとオケで暴動が起きて、
責任者の俺が吊し上げられるの必定だもんね。
そりゃ、俺だってこういう曲吹きたいよー。
でもヤツは「プロコには全然関心ありません」と
ヌカしやがるし。。。
うーん。ショスタコ好きはプロコがキライ、
って何かで見た気がするが・・・

それにしても。
彼の音色、ってちょっと沈んだ感触だっけ?
もっと明るいか?と思っていたけれど。
イメージしてるの?って聞いたら
「え?イメージしとらんかった・・・」

おいこら。

でも曲自体、というか編曲がよく出来ているので、
ドビュッシーがオケ用につくったのか、
と最初は思ってたもんね。
ペリアスは昔吹けたからよかったけれど。
小組。やってみたかったなぁ。

オケの仕上がりとしちゃ、まぁいつもの良い感じ?
色々な要因があってフレンチはなかなかやらない
当団、でもそれなりに感じは良かったんじゃないのかな?

とまぁ、乗っていない俺が
上から言えたもんじゃないけれど。


<2>プロコフィエフ Vn協奏曲第1番

で、小組に乗れない俺としちゃ、せめて、じゃ、
コンチェルトでいい目みさせてよ、と、
楽譜をろくに見ずに「これの1stやりたいです!」
と言ってしまった自分が・・・おろかぶ・・・・・

これ、普通に激むずなんですけど。
第4オクターブの「D」が連発なんですけど。
そりゃ、確かに彼のフルートソナタも、
「D」連発なんすけど・・・・・
「D」を「ピアノ(p)」で吹け、って、あーたねぇ。。。

だから、自分としてはもっともっと練習すべきだったし、
もっと出来たはず、っていう後悔の念しか残らなかった
けれど。

演奏全体そのものとしては、実はメインより
こっちの方が「今回の演奏会の白眉」だったのでは?
と思わざるを得ない、ソリストの物凄さ。

そもそも指揮者センセの大親友が京都出身で、
ぜひこの曲をやりたい、やらせてくれ、ってお願いが。

こちらとしても、「え?あのセンセ様がウチみたいな
オンボロあまおけに来てくれる?」とただただびっくり。

演奏会後に御本人の話で聞いたけれど。
実は物心ついたころから、ウチの演奏会(年2回)は
殆ど聞いてくださっていた、とのこと。

げげ。うげげ。

このソロが、もう鬼気迫る、というか、
舞台上では背中しか見えないけれど、
なにかこう、神々しいオーラ?翼?が大きく羽ばたいているような?

例によって語彙がない自分がクヤシイですが。

とにかく「圧」がもの凄くあって、
これぞ「コンチェルト」という仕上がりになったんじゃ
ないでしょうかね?

だから、余計に自分の出来の悪さが悔しくて。。。
うーん。残念。
もっと練習しなきゃ。


<3> プロコフィエフ 交響曲第5番

で、今回のメイン。オイラは、こちらではPicパート。
コンチェでしっかり楽しんで、こちらはしっかり味わって、
というツモリでしたが。

うーん。後でFgの人から「ピッチが全然アウトやったやん」
といわれて、オイラとしちゃ「?」だったんだけど、ね。
でも確かにこれまた鬼畜な音域で「p」をやれ、と。
替え指も探しまくって、なんとかやってみたら
確かにその指では「ピッチが低いのなんの」って。
それくらは分かるけれど。

そこまで酷かったかなぁ。
うーん。自覚症状がない、ってのは
そろそろ「ヲハリ」なのかな、俺?

で、曲の仕上がり?演奏そのもの?は。。。
きっと「爆演」ってこういうの言うんだろうな、と。
一歩間違えたら「ブラバン」になりそうで心配だったけれど、
そこはマエストロ。上手にオケをさばいて、
上手く爆発させてくれました。

思えば、2019年12月に第100回公演をやった
翌月から、新コロパンデミックが始まって。
そこから3年間、演奏会ができなかったり、
人入れずに演奏会やってみたり、やっと
お客さんOKになっても、会場の制限で
小編成曲ばかり(それはそれで良い経験になったはず)
という時期が都合3年ほど続いたせいなんだろか。

今回、その100回公演依頼、
新コロの足かせが外れたかと思うやいなや、
もう大編成曲で、今まで溜まっていた何かを
一斉に吐き出した!
そんな演奏だったんじゃなかろうか。

こういう場合、って。
あとで冷静にライブ録音聞いてみると
「うへー?!」とのけぞったりするわけですが。
ライブの醍醐味はそれこそ、
こういう部分にあるんでしょう。
きっとライブで聞いて、その後CDでライブ録音聞くと、
「あれ?」となること、ってあるじゃないっすか。
きっと今回もその類だったんじゃないかな?

でも、でもね。
あまおけ、ってそれで良いと思うんだわ。ワタシャ。
結局の所、伊達と酔狂の中、自己満足で演奏会
するのがあまおけ、って思ってるし。

* だから、時々「眠っている名曲浮を発掘させ
お客さんを啓蒙する」みたいなこと言うアマオケ、って
実は「何サマ?」と思っている・・・ことは秘密。

ともあれ、爆演だったことは確かでしょう。
そして、足かせが外れた、という点においても、
当団の記憶に残るような演奏会になったんじゃ
なかろうか?
その印象と記憶は、きっとこのシンフォニーの演奏が
形作っただんろうな。

<番外>
で。新コロの足かせがなくなって、
実に4年振り?!
団体は「打ち上げ」でめいっぱいはっちゃけました。
この間は、非公式にあちこちで好き勝手に
打ち上げ、ってやってたのは知っていますが。
でもオフィシャルに新コロ渦中で
「80人が対策も無しで宴会やってクラスターになった」
とか、になると、オイラが真っ先に矢面に立たされる
ことになるわけで。

そんな人の気も知らず、あちこちで好き放題に呑み会。
しかも公式にやらないことを非難するヤツまで。

まぁ、ええよなー。弟@オケも、俺のそんな気を知らず、
浴びるほどビール呑んでました、って・・・・・

なんか、悲しいな。

で、オイラは、と言えば。
4年振りの大宴会。
呑むペース、食べるペース、量、そのあたりの感覚?
記憶?が全然なくなって、つまりは自分のペース、
ってのを思い出せず、ただひたすら呑んでは食べ、
調子のにって、1次会、2次会、と都合4時間?
まぁ、家にはちゃんと帰れたのですが。
翌日、即ち今日は、しっかりやられました。
夕方までグッタリ。
つまりは、「そろそろ自分の年齢を考えろ」ってこと。
今回の教訓はそれでしょうな。

そんなこんなで、100回記念の時に負けず劣らず、
新コロの足かせがなくなって「はっちゃけた」
演奏会、として当団の記憶に残る演奏会になりました。

ちなみに。
指揮者センセは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのセンセ。
毎週、どこかで名前を見かけます。
「よー、あのセンセ呼んでこられたなぁ」とは
「数少ない」お褒めの言葉。もっと誉めてよー。
ソリストセンセも、これまたもの凄い経歴のセンセ。
その気になれば「お医者さん」にだってなれた、
という希有な人。
その2人の「真剣」を「体感」できた今回は、
きっと幸せで良い演奏会だったのでしょう。

でもオイラとしては、なぜか「これとはちゃうねん」
みたいな、謎の喪失感に襲われているところだったりします。

なんでやろな?
なんか、こう、悔しさだけが残ってしまった・・・
俺、なにしてんだろ?みたいな?いや、違うか・・・?

うーん。まだ昨日の酒が残ってるのかな。
いつの日か、その疑問への答えが見つかるのかな。

Show Must Go ON 

次回こそは、目一杯自己満足できる演奏目指そう!

この記事へのコメント

時計じかけのブレードランナー
2023年05月30日 07:51
お疲れ様様でした。

今回は急に用事ができて、申し訳ないけど、前半しか聞けませんでしたが、風景描写のようなドビュッシーの小曲も、Vn協の美しいソロにもどちらもとてもよかったです。

来る時、電車の中の外国人観光客の多さに驚きました。
うちはまだ完全には脱コロナの気分ではなく、正直周りの無防備さに少し戸惑ってる感じです。
utaemonFl
2023年06月01日 17:49
ロイっちさま
コンサート来てくれてありがとうございました。
そか、前半だけでしたか。それは残念。
後半はもう「爆演」系でしたからねぇ。
でもあまり耳馴染みの無い曲だったし・・・

次回は・・・やっぱり耳馴染みの薄い曲かもしれないけれど、
でも聞けば「!」ってメロディーがあるかもよ。

いつも差入れありがとう。
カミさんも喜んでいます。

それでは次回もよろしゅうに。
m(_ _)m